くも膜下出血｜頭痛・吐き気を感じたら仁成堂鍼灸治療専門院

くも膜下出血は90％以上が脳動脈瘤破裂によるものであります。出血がクモ膜下腔に広がり、激しい頭痛を引き起こすことです。
脳動脈瘤は動脈分枝部の内弾性板・中膜欠損部に高血圧の影響も加わり、嚢状に膨らんだものであります。
脳動脈瘤以外では脳動静脈奇形、高血圧性脳内血腫、もやもや病などでも脳内血腫や脳室内出血に伴って生じるが,単独で重症化することは少ないです。

くも膜下出血の症状としてはそれまで経験したことのない激しい頭痛が突然生じ嘔気・嘔吐を伴う。
来院時意識があれば頭痛の出現時刻を正確に言えるほど突然であるのが特徴であります、「ハンマーで後頭部を殴られたような」痛みとして表現されることが多いです。意識障害が約半数に認められます、通常は片麻痺などの局所神経症候は示さないです。ただし脳内血腫を合併した場合は局所神経症状を伴う場合もあります。他覚的所見としては頚部硬直などの髄膜刺激症状が出現します。しかしこの症状は出血直後にはほとんど認められず,ほぼ100％に認められるのは出血後24時間以上経過してからであります。

本院のクモ膜下出血の治療原則として、中医医学の基礎理論で一人一人の症状を分析し、本院特色の透刺法（透穴法）で針と微電気（パルス）併用して、経絡上の百会穴（ツボ）・合穀穴（ツボ）・曲池穴（つぼ）・手三里穴（ツボ）・内関穴（ツボ）・外関穴（ツボ）・風池穴（ツボ）・足三里穴（ツボ）三陰交穴（ツボ）・陽陵泉穴（ツボ）などと経絡外の四神聡穴（ツボ）太陽穴（ツボ）などの奇穴に刺激する事により、血液循環を促進し、漏れた血液を吸収し、くも膜下出血の後遺症を回復させます。